blog -- 日々のしおり --
正しくなくていい
「"見学"って"友達"って意味?」
とある子が言った。
わたしはこういうとき震える。
おもしろくて!!
この日は学童保育施設へ絵本を読みに行っていた。新年度の募集がはじまったそうで「今日から見学が始まります」と先生が言った。
すぐに「わーい!」とか「えー」と声が返ってくるなか「見学ってなに?」とある子が言った。また違う子が言ったのが、その言葉だった。
周りにいた大人で、その言葉が聞こえていたのはわたしだけだった気がする。とっさに「そうだよ」と答えてしまった。日本語的には正しくないけれど、意味としては花丸だよね。すごくすごくあったかい捉え方だと思った。
こういう子ども目線なおもしろさを、おもしろいと思う感覚が大人になりきれてないところだよねって誰かに言われたことがあったなあ。
当たり前だけど、話をするときに使う言葉は自分のなかにあるものしか使えない。大人でも伝えたいことについて、適切な言葉や表現をするのに苦労することがあるけれど、子どもならなおさらだよね
そんな子どもたちが、自分の中にある言葉を使って一生懸命にお話しをしてくれるのが、たまらない。
単純におもしろいということもあるけれど、それだけでなく、こちら側が脳をフル回転させて「理解してやるぞ!」と試みることが、普段眠っている脳の部位にまで刺激がいきわたる感覚がして、脳みそがかき混ぜられる気分になるのがとても良い。
わたしと話すときは
正しくなくていい
絵本の感想が自由なのと同じで、子どもたちにはわけのわからない言葉であってもたくさん自分の言葉で主張をぶつけてもらいたい。大人も子どもも関係なく「相手を理解したい」気持ちからくる大笑いをたくさん重ねていきたい。